バスローブの歴史を探ろう

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バスローブの歴史を探ろう

バスローブは入浴後に水分や汗を吸収させる便利ものです。
最近は日本でも若い世代を中心に利用するようになって来ましたが、バスローブというのはいったいいつどこで誕生したものなのか?その歴史をちょっと知ってみたくなりました。

バスローブは「ローブ」から始まったものです。
ローブというのは主に上下がなく一続きになったもので、袖がある長めのワンピース、といった感じの「外套」です。外套とはオーバーコートのこと。
また英語圏でいうローブは聖職者の法衣などを指します。
魔法使いが着用していそうな竹の長いガウン的なもの、そういったイメージです。
近世ヨーロッパでは、聖職者以外の男性はツーピース形式の洋服となり、女性が着用した緩やかなスカート型のワンピースを、ローブといっていたようです。

よく海外の映画で、古い時代のキリスト教の牧師さんが着ていたもの。
また、ハリーポッターで登場する先生たちもポッターたちも長めのガウンのようなものを着ていますよね。
ああいったものが、古く、ローブといわれていて、このローブのゆったりして長いというものが、バスローブに利用されたのではないか、ということが言われています。

しかし!実はバスローブについて、いつ、どの時代にお風呂上りに利用するようになり、現在のような生地の利用となったのか、そういった歴史がどこを見ても見つからないのですって。
ただ、聖職者が着用していたようなゆったりした外衣、また女性が着ていたふんわりした体にまつわりつかないドレスの形が、現代のバスローブに利用されているということは間違いないようです。

古くから、シャワーの後に利用するためのものとして認識されていましたが、日本人は戸惑ったことでしょう。
日本人はお風呂から上がるとパジャマに着替えますから、汗をふき取る役割、またお風呂場から寝室に行くまでに着用するもので、衣服としての機能よりもずっとタオルとしての機能が重視されているということが、やはり理解できなかったでしょうから。

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